人気Youtuberは休みがない?Youtube界にも働き方改革を!
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みなさん「Youtuber」という職業にどのようなイメージを持っていますか?
「バカな事やってるだけ」「楽して稼いでいる」
少なからずこのようなイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか。
今回はYoutuberがどんな働き方をしているのか。
「楽して稼いでいる」という世間のイメージは正しいのか検証したいと思います。
Youtuberは楽な仕事なのか
今や小学生のなりたい職業ランキングで上位に入るほど人気の「Youtuber」という職業。
しかし「Youtuber」という言葉が定着するまでは、世間からの目は冷ややかなものでした。
冒頭で述べたように、
「バカな事やってるだけ」「楽して稼いでいる」
というイメージを持たれがちだったんです。
実際、僕もYoutubeを観始めるまでは、
「なんか好きなことやって気楽でいいよな~」
なんて思っていました。
では実際に「Youtuber」という仕事は楽なのでしょうか。
Youtuberの仕事って?
Youtuberの仕事は基本的に、
企画⇨撮影⇨編集⇨投稿
という流れで行われます。
この他にも人気Youtuberになればイベントへの出演など動画投稿以外の仕事も入ってきます。
さて、
動画を作成する工程で、もっとも時間を要する作業が「編集」です。
いろいろなYoutuberの話を聞くと、
個人差はありますが一本の動画に最低でも4〜5時間以上かかり、長い人では40時間以上編集を行う人もいます。
〈Youtuberが編集を行っている動画〉
・ヒカキン
・東海オンエア
・カズチャンネル
・すしらーめんりく
これらの動画を見ると、
たった1本の動画を作るだけでも、そう楽ではないのがわかりますね。
1日の大半を動画に費やしている訳ですから、
1日中働きっぱなしと言っても過言ではないかもしれません。
まさに好きだからこそできる仕事だと思います。
毎日投稿するのが当たり前
実は、日本のYoutube界にはある暗黙のルールがあります。
それが「毎日投稿」です。
誰が始めたのか分かりませんが、
日本のYoutube界では、動画を毎日投稿する「毎日投稿」が当たり前になっていた時期がありました。
毎日投稿を行うメリットとしては、
- 収益が出やすい
- ファンからの期待感
の2点が挙げられます。
毎日投稿をすれば、当然収益も安定して得ることができます。
また、人気のYoutuberになると「今日はどんな動画があがるのか」と期待されるようになり、Youtuber自身もある種ファンサービスの一環として毎日投稿を行っていました。
しかし先ほどの動画を観て分かるように、
1本の動画を完成させるまでにあれ程に時間がかかるのに、
それを毎日行うというのはかなりの重労働であるのが容易に想像ができます。
肉体的・精神的にもかなりの負担がかかってしまいます。
休もう宣言
そんな中、日本が誇るYoutuberヒカキン氏がこんな動画を投稿しました。
ヒカキン氏は
「最近、Youtuberが頑張りすぎてる。」
「毎日投稿が当たり前は普通じゃない」
と語っていて、
「Youtuberも休もう!」と宣言しています。
この動画は600万回再生を記録し、同業のYoutuberらから「勇気を貰いました!」と称賛されました。
トップYoutuberであるヒカキン氏が声高らかに宣言したおかげで、
ここから、日本のYoutube界の働き方が変わり始めることとなります。
働き方が変わりつつある
先ほどの動画が投稿されて以降、
これまで毎日投稿を行っていた人気Youtuberたちが、週に1回は必ず休むと定めたり、毎日投稿から不定期投稿へとシフトチェンジするようになりました。
毎日投稿を辞める
しばらく毎日投稿を続けていた「はじめしゃちょー」もメインチャンネルは毎日投稿を止めていますし、
東海オンエアは毎週月曜日、ヒカル氏は毎週水曜日を定休日と称して動画投稿を行っていません。
365日働きっぱなしだったYoutuberの働き方が変わり始めたのです。
編集を分業制にする
先程、
動画を作成する上で一番大変なのが「編集」であると述べましたが、
グループYoutuberなどはこの「編集」を複数人で分担することができます。
しかし、個人で活動しているソロYoutuberはそれが出来ません。
そこで、編集作業を「カット」「テロップ入れ」「効果音」など細かく分けて行うことで自身の負担を減らす工夫を行っている人もいます。
いわゆる分業制というやつですね。
人気Youtuberともなると動画投稿だけが仕事ではなくなり、
1本の動画にそこまで時間をかけられないのも事実。
一人で動画を撮って一人で編集して投稿する
というYoutuberのイメージとは大きく違いますよね。
<実は分業しているYoutuber>
カズチャンネル
【理由】
家族との時間を確保するため。
【手伝ってる人】
親族
ヒカル
【理由】
30分~50分の動画を毎日一人で編集するのは不可能。
工場のライン工のようにカット・効果音・テロップを完全分業している。
【手伝ってる人】
兄と仲間
はじめしゃちょー
【理由】
トップYoutberで多忙。
1本の動画の質を上げて、自身も楽しく動画を撮るため。
【手伝ってる人】
友達
おわりに
さて、
「楽して稼いでいる」というイメージのあるYoutuberという職業ですが、
知れば知るほど決して楽な仕事ではないのが分かりますね。
とくに人気Youtuberとなるとその多忙さは顕著で、
誰かが声を上げて「休もう」と言わなければ休めない風潮があったほど。
よく日本人は働きすぎといわれますが、
新進気鋭の新たな職業であるYoutuberも例外ではないようですね。
働き改革がうたわれている昨今の日本ですが、
Youtube界にも働き方を変える風潮が出始めています。
Youtuberは「好きなことで生きていく」がキャッチコピー。
ですがそれも簡単なことではないようです。
楽な仕事なんて世の中にはないんですね・・・!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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